新・日常系ガールズストーリー開幕。
彼女たちが過ごす時間は、ちょっぴり手が届きそうな非日常。
『ハナヤマタ』『がっこうぐらし!』など、数多くの話題作を世に送り出してきた芳文社・まんがタイムきららフォワード。同誌にて2015年5月から連載開始した『ゆるキャン△』は、山梨県を舞台に女子高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送る様子をゆるやかに描く人気作。
原作者のあfろは『月曜日の空飛ぶオレンジ。』で漫画家デビュー。『シロクマと不明局』『魔法少女ほむら☆たむら~平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。~』などを執筆したのち、本作を上梓する。原作者本人のアウトドア経験や取材を元に作品内に織り込まれたキャンプノウハウ、山梨・長野・静岡を中心とした日本の自然の美しさが話題となり、NHK・Eテレ『Rの法則』やバイク・キャンプ雑誌でも取り上げられるなど、新たなファン層を徐々に拡大している。そんな“女の子×アウトドア”をテーマにした本作の映像化に挑むのは、気鋭のクリエイター陣。監督の京極義昭は、『黒子のバスケ』『東京喰種』『終わりのセラフ』『ヤマノススメ』といった話題作の絵コンテ・演出を担当し、『ゆるキャン△』では監督として抜擢。シリーズ構成と脚本には、『Go!プリンセスプリキュア』や『キラキラ☆プリキュアアラモード』の田中仁を起用。きららフォワードのアニメ作品は『あんハピ♪』(16年)に続く2本目であり、本作でも確かな筆致で物語を紡いでいる。キャラクターデザインを務めるのは佐々木睦美。『ゆるキャン△』独特の、等身大の女子高校生像を瑞々しく描き出す。アニメーション制作はC-Stationが担当。スタッフ陣は数回に渡るロケハンを敢行し、アウトドア・日常・風景の描写を徹底して作り上げていく。
2018年の冬は、一緒にキャンプにいこう。